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RPP広告のキーワード選定|検索データで入札キーワードを決める手順

RPP広告のキーワード選定とは、RPP広告で商品ごとに入札するキーワードを、楽天市場の検索の需要・商品との関連・採算で選んで決める作業です。 店舗の担当者は、新しい商品をRPP広告に登録するときや、登録したキーワードで売上が出ないときに、入札するキーワードを選び直します。当社は、ECNOVA Search(当社)の推定検索ボリュームと商品との関連で候補を絞り、採算が合うキーワードを登録する手順をおすすめしています。

当社は2026年10月20日に、「水筒」の8キーワード(ビッグ2・ミドル3・スモール3)で、PC向けの楽天市場の検索結果をログインせずに2回取得しました。検索結果の総件数が約78倍異なっても、1ページ目の[PR]の枠は2回ともどのキーワードでも5件で、3〜5店舗の商品が並んでいました。スモールキーワードでも[PR]の枠は埋まっていたので、競合の少なさではなく、商品との関連と採算で選びます。

この記事でわかること

  • ビッグ・ミドル・スモールの分け方と、キーワード選定に使う7つのデータで比べられる範囲
  • 「水筒」の推定検索ボリュームの実データで、登録するキーワードを決める5つの手順
  • ビッグ・ミドル・スモールの検索結果で、1ページ目の[PR]の件数と出稿している店舗の数を比べた結果

RPP広告のキーワード選定とは?|商品ごとに入札するキーワードを決める作業

RPP広告のキーワード選定とは、「RPP広告で商品ごとに入札するキーワードを、楽天市場の検索の需要・商品との関連・採算で選んで決める作業」です。 RPP広告は、楽天市場の検索結果をはじめ楽天内外の媒体に配信される広告です。店舗は、掲載された商品がクリックされた場合にのみ広告費を払います。

キーワード選定の前提は、次の3つです。

  • RPP広告のキーワード選定で決めること
  • キーワードを登録しない商品に配信されるキーワード
  • 登録できるキーワードの数と入札単価の下限(2026年10月時点)

RPP広告のキーワード選定で決めること

RPP広告のキーワード選定で決めるのは、商品ごとに登録するキーワードと、登録しないキーワードです。 登録するキーワードは、すでに売上の実績があるキーワードと、これから試すキーワードに分けて扱います。

判断の材料は、楽天市場で検索される回数、商品の仕様との関連、目安CPCと限界CPCの3つです。キーワードCPC(キーワードごとの入札単価)の金額は、キーワードを選んだあとにRMSで決めます。

キーワードを登録しない商品に配信されるキーワード

キーワードを登録しない商品も、RPP広告の配信の対象です。 楽天市場は、ユーザーの検索キーワードに対し、楽天が持つ購入データや閲覧データを用いてマッチした広告商品を選定、掲載します。ただし、配信の対象になっても、全ての商品が掲載されるわけではありません。

キーワードを登録しなければ、どの検索キーワードで広告を表示するかは楽天市場が選びます。キーワードの登録は、店舗が表示を狙う検索キーワードを、商品ごとに指定する手段です。

登録できるキーワードの数と入札単価の下限(2026年10月時点)

RMSの「キーワードを登録する」画面は、キーワードが未登録の商品で「残り 20 個」と表示し、キーワードCPCは40円以上で入力するよう注記しています。 登録すると残りの数が減る表示なので、1商品に登録できるキーワードは20個までと読めます。同じ画面に、キーワードごとの目安CPCと目安範囲、商品ごとの候補キーワードも表示されます。

項目RMSの「キーワードを登録する」画面の表示
登録できる数キーワードが未登録の商品で「残り 20 個」
キーワードCPCの下限「キーワードCPCは40円以上で入力してください。」
金額の目安「目安CPC」と「目安範囲」
候補キーワード商品名などの情報から表示されるキーワードの一覧。検索需要レベルと入札競合レベルが付く

RPP広告のキーワード選定で使う3種類のキーワード|ビッグ・ミドル・スモール

RPP広告のキーワード選定では、候補を、商品の種類に足した条件の数でビッグ・ミドル・スモールの3種類に分けます。 条件とは、容量・機能・デザインなどの仕様や、用途、使う人、ブランド名です。「1 リットル の 水筒」のように単語の数が増えても、条件が容量の1つならミドルとして扱います。

RPP広告のキーワード選定で使う3種類のキーワードを、「水筒」の実データで比べた図。ビッグキーワードの「水筒」は推定検索ボリュームが1か月30,370回、検索結果の総件数が755,293件。ミドルキーワードの「水筒 1リットル」は8,583回、21,928件。スモールキーワードの「水筒 1リットル 洗いやすい」は推定検索ボリュームの上位30件に入らず、総件数は9,647件。1ページ目の[PR]の商品は3つとも5件
3種類と「水筒」の実データ。推定検索ボリュームはECNOVA Search(当社)、総件数と[PR]は楽天市場の検索結果。2026年10月20日・PC・ログインなし、総件数は1回目
  • ビッグキーワード:商品の種類だけのキーワード
  • ミドルキーワード:種類に条件を1つ足したキーワード
  • スモールキーワード:条件を2つ以上足したキーワード

ビッグキーワード:商品の種類だけのキーワード

ビッグキーワードは、「水筒」「マグボトル」のように、商品の種類だけを表すキーワードです。 ECNOVA Search(当社)で2026年10月20日に調べた「水筒」の推定検索ボリュームは、1か月30,370回でした。

同じ日にPC向けの楽天市場の検索結果をログインせずに取得すると、「水筒」の総件数は755,293件でした(1回目)。総件数は検索に該当した商品の数で、検索された回数ではありません。ビッグキーワードからは、検索した人がどの容量や機能の水筒を探しているかまではわかりません。

ミドルキーワード:種類に条件を1つ足したキーワード

ミドルキーワードは、「水筒 1リットル」「水筒 子ども」のように、商品の種類に条件を1つ足したキーワードです。 ECNOVA Searchでは、「水筒 1 リットル」の推定検索ボリュームは1か月8,583回でした。

同じ日・同じ条件(PC・ログインなし)の楽天市場の検索結果では、「水筒 1リットル」の総件数は21,928件でした。条件が1つ入るだけで、検索した人が求める容量や使う人がわかります。

スモールキーワード:条件を2つ以上足したキーワード

スモールキーワードは、「水筒 1リットル 洗いやすい」のように、条件を2つ以上足したキーワードです。 2026年10月20日のPC・ログインなしの検索結果では、「水筒 1リットル 洗いやすい」の総件数は9,647件で、「水筒」の約78分の1でした。

ECNOVA Searchで登録なしで表示された「水筒」の上位30件には、ブランド名を含まないスモールキーワードがありませんでした。スモールキーワードの候補は、楽天サジェストやRMSの候補キーワードで集めます。

RPP広告のキーワード選定に使う7つのデータ|わかることと比べられる範囲

RPP広告のキーワード選定に使う7つのデータは、検索回数がわかるか、配信前のキーワードに使えるか、商品をまたいで比べられるかで異なります。 7つのうち、楽天市場で検索される回数の推計値を表示するのは、ECNOVA Search(当社)の推定検索ボリュームです。楽天市場の検索データが計測できる水準にないキーワードでは、推定検索ボリュームの列にGoogleの値が表示されます。

データわかること検索回数がわかるか配信前のキーワードに使えるか商品をまたいで比べられるか
①楽天サジェスト軸のキーワードと一緒に検索されるキーワードわからない使える比べられない(数値がない)
②RMSの候補キーワード商品ごとの候補キーワードと、目安CPC・目安範囲・検索需要レベル・入札競合レベルわからない(レベルは5段階)使える(候補に表示されたキーワードだけ)比べられない(レベルは同じ商品の候補どうしの比較)
③パフォーマンスレポートのキーワード別の実績配信したキーワードのクリック数・売上金額などわからない使えない(実績が出たキーワードだけ)比べられる(実績の数値)
④R-Karteの商品別検索キーワード自店舗の商品に検索から流入したキーワードと、アクセス数・転換率わからない(わかるのは自店舗へのアクセス数)使える(流入したキーワードだけ)比べられる(自店舗の商品どうし)
⑤検索上位の競合商品の商品名他店が商品名に使っている条件のキーワードわからない使える比べられない(数値がない)
⑥GoogleトレンドGoogleでの検索が増える時期と減る時期わからない(Googleの検索の変化)使える比べられない(楽天市場の値ではない)
⑦ECNOVA Searchの推定検索ボリューム(当社)楽天市場で1か月に検索される回数の推計値わかる(推計値。楽天市場の検索データが計測できる水準にないキーワードはGoogleの値)使える比べられる(推計値どうし)
  • ①楽天サジェスト
  • ②RMSの候補キーワード(検索需要レベル・入札競合レベル)
  • ③パフォーマンスレポートのキーワード別の実績
  • ④R-Karteの商品別検索キーワード
  • ⑤検索上位の競合商品の商品名
  • ⑥Googleトレンド
  • ⑦ECNOVA Searchの推定検索ボリューム(当社)

①楽天サジェスト

楽天サジェストは、楽天市場の検索窓にキーワードを入力すると表示されるキーワードの候補です。 当社は2026年10月20日に、PCの検索窓が「水筒 1リットル」に表示するサジェストを、ログインせずに取得しました。表示は「水筒 1リットル 洗いやすい」「水筒 1リットル ストロー」など10件でした。

楽天サジェストには検索回数が表示されません。集めた候補の回数は、推定検索ボリュームで補います。

②RMSの候補キーワード(検索需要レベル・入札競合レベル)

RMSの候補キーワードは、配信前のキーワードにも目安CPCと5段階のレベルが付く一方、検索回数はわからず、商品をまたいでは比べられません。 一覧は同じ画面に商品ごとに表示され、各キーワードに目安CPC・目安範囲・検索需要レベル・入札競合レベルが付きます。

2つのレベルは、同じ商品の「候補キーワード同士を比較した目安」です。水筒でレベル5のキーワードが、マグボトルでレベル3のキーワードより多く検索されているとは限りません。また、楽天サジェストで集めたキーワードが候補の一覧にないときは、そのキーワードのレベルはわかりません。

③パフォーマンスレポートのキーワード別の実績

パフォーマンスレポートを「キーワード別」で集計すると、配信したキーワードごとにクリック数や売上金額を確認できます。 集計単位の「キーワード別」は、RMSの検索連動型広告(RPP)のパフォーマンスレポート画面で選びます。数値は実績なので、商品をまたいで比べられます。

一方で、配信していないキーワードの数値はありません。売上の実績が出たキーワードは、実績のあるキーワードとして残す候補になります。

④R-Karteの商品別検索キーワード

R-Karteの「楽天サーチ流入改善」の「商品別検索キーワード」では、自店舗の商品ごとに、検索から流入したキーワードを一覧で確認できます。 楽天市場の出店案内に掲載されている画面見本では、キーワードごとにアクセス数・転換率・市場検索順位の列が並んでいます。

わかるのは自店舗の商品へのアクセス数で、楽天市場全体で検索された回数ではありません。自然検索で流入しているのにRPP広告に登録していないキーワードは、登録の候補になります。

⑤検索上位の競合商品の商品名

検索上位の競合商品の商品名からは、同じ軸のキーワードで並ぶ他店の商品が、どんな条件のキーワードを使っているかがわかります。 容量・素材・使う人など、自店舗の商品にも当てはまる条件だけを候補に足します。

商品名には数値がないので、候補を増やす材料として使います。他店の商品名に含まれるブランド名は、候補から外します。

⑥Googleトレンド

Googleトレンドでは、Googleでの検索が増える時期と減る時期を確認できます。 楽天市場の検索回数ではないので、キーワードどうしの回数の比較には使いません。

Googleトレンドは、季節のキーワードを入れ替える時期を決める材料に使います。

⑦ECNOVA Searchの推定検索ボリューム(当社)

推定検索ボリュームは、ECNOVA Search(当社)が表示する楽天市場で1か月に検索される回数の推計値です。 配信前のキーワードにも使え、水筒とマグボトルのように商品をまたいでも同じ推計値どうしで比べられます。推計の方法は当社独自のもので、楽天市場の公式の数値ではありません。

キーワード検索ボリューム調査は、サジェストキーワード調査と同じく登録なしで使えます。その場合、回数は2つの調査を合わせて1日5回までで、結果は上位30件まで表示します。画面には「※楽天市場での検索データが計測可能な水準で存在しない場合、Googleの検索データが表示されます。」と注記があり、行ごとの見分けはつきません。数値が大きいキーワードは、楽天市場で実際に検索し、商品の条件と合う検索結果が並ぶかを確認します。

有料プランの「RPP広告キーワード検索ニーズ調査」では、登録した商品の候補キーワードと目安CPC・2つのレベルを、1つの一覧で確認できます。

有料プランの「RPP広告キーワード検索ニーズ調査」の画面。候補キーワード一覧の表に、目安CPC / 目安範囲・検索需要レベル・入札競合レベルの列と、CSVダウンロードのボタンが見える。表の商品の情報・キーワード・金額と、件数・更新日時は灰色で隠している
ECNOVA Search(当社)の有料プランの「RPP広告キーワード検索ニーズ調査」。①CSVダウンロード ②目安CPC / 目安範囲・検索需要レベル・入札競合レベルの列。商品・キーワード・金額は隠しています

関連記事:【2026年最新】楽天の検索ボリュームの調べ方5選|無料ツールから数値の読み方まで解説

RPP広告のキーワード選定の5つの手順

RPP広告のキーワード選定は、軸のキーワードを決め、候補を集め、需要と関連で絞り、採算で絞り、分けて登録する5つの手順で進めます。 手順③までは、RMSのデータと、ECNOVA Search(当社)の無料の範囲(2つの調査を合わせて1日5回・上位30件まで)で進められます。

RPP広告のキーワード選定の5つの手順の図。①商品の軸になるキーワードを決める、②サジェストと候補キーワードで掛け合わせのキーワードを集める、③推定検索ボリュームと商品との関連で候補を絞る、④目安CPCと限界CPCを比べて入札できるキーワードに絞る、⑤実績のあるキーワードと試すキーワードに分けて登録する
RPP広告のキーワード選定の5つの手順
  • ①商品の軸になるキーワードを決める
  • ②サジェストと候補キーワードで、掛け合わせのキーワードを集める
  • ③推定検索ボリュームと商品との関連で候補を絞る
  • ④目安CPCと限界CPCを比べて、入札できるキーワードに絞る
  • ⑤実績のあるキーワードと試すキーワードに分けて登録する

①商品の軸になるキーワードを決める

最初に、商品の種類を表すキーワードを1つ決めます。 1リットルのステンレス製の水筒なら、軸のキーワードは「水筒」です。

あわせて、商品の仕様を書き出します。容量・素材・機能・使う人を並べておくと、手順③で候補と照らし合わせられます。種類の呼び方が2つ以上あるときは、楽天市場で両方を検索し、自店舗の商品と同じ種類の商品が多く並ぶほうを選びます。

②サジェストと候補キーワードで、掛け合わせのキーワードを集める

軸のキーワードに続けて検索される条件を、楽天サジェストとRMSの候補キーワードから集めます。 楽天サジェストは、軸のキーワードのあとに空白を入れて入力すると、続く条件が表示されます。

すでに配信している商品は、パフォーマンスレポートのキーワード別の実績と、R-Karteの商品別検索キーワードからも集めます。検索上位の他店の商品名から、自店舗の商品にも当てはまる条件を足します。

③推定検索ボリュームと商品との関連で候補を絞る

集めた候補に推定検索ボリュームを並べ、商品の仕様と合わない条件を含むキーワードを外します。 外すのは、商品にない容量や機能、扱っていない他社のブランド名、商品の種類が違うキーワードです。

残ったキーワードは、推定検索ボリュームの大きい順に並べます。回数が同じくらいなら、条件が多く商品と合うキーワードを上に置きます。

④目安CPCと限界CPCを比べて、入札できるキーワードに絞る

残ったキーワードの目安CPCと目安範囲をRMSで確認し、目安範囲の下限でも限界CPCを超えるキーワードは外します。 限界CPCは、赤字にならないクリック単価の上限です。

限界CPCは、注文1件にかけられる広告費の上限(限界CPA)に、見込む転換率を掛けて求めます。見込む転換率には、R-Karteの商品別検索キーワードにそのキーワードの転換率があればその値を使い、なければ商品全体の転換率を使います。限界CPCを先に決めておくと、入札しても採算が合わないキーワードを登録の前に外せます。

関連記事:【2026年最新】RPP広告の設定方法とは?設定から具体的な調整のポイントまで徹底解説

⑤実績のあるキーワードと試すキーワードに分けて登録する

手順④で残ったキーワードを、売上の実績があるキーワードと、これから試すキーワードに分けて登録します。 実績のあるキーワードは、パフォーマンスレポートやR-Karteで注文があり、転換率が商品全体の転換率を下回らないキーワードとします。

試すキーワードは、実績はないものの商品と合うキーワードです。当社は、20個の枠を実績のあるキーワードから埋め、残りの枠に試すキーワードを登録する順番をおすすめしています。

関連記事:【2026年最新】RPP広告のキーワード設定とは?選定方法から設定手順・おすすめツールまで解説

【具体例】RPP広告のキーワード選定を「水筒」で行った例

容量1リットル・ステンレス製・広口で洗いやすい自社ブランドの水筒を例に、ECNOVA Searchのデータで登録するキーワードを選びました。 データは2026年10月20日の値です。商品は説明のための架空の水筒で、RPP広告の配信実績はまだない前提です。

  • ECNOVA Search の推定検索ボリュームで、候補キーワードをビッグ・ミドル・スモールに分ける
  • 商品との関連と目安CPCで、登録するキーワードを決める
  • 夏の前に入れ替えるキーワードを Googleトレンドで決める

ECNOVA Search の推定検索ボリュームで、候補キーワードをビッグ・ミドル・スモールに分ける

2026年10月20日にECNOVA Search(当社)で「水筒」を調べると、登録なしの上位30件のうち23件は、ブランド名や店名を含んでいました。 ブランド名を含まないミドルキーワードは4件で、スモールキーワードは0件でした。

分けた結果件数キーワードと推定検索ボリューム(1か月)
ビッグキーワード1件水筒 30,370回
ミドルキーワード(ブランド名なし)4件水筒 おしゃれ 9,869回/1 リットル の 水筒 8,583回/水筒 1 リットル 8,583回/水筒 子ども 4,877回
スモールキーワード(ブランド名なし)0件—
ブランド名や店名を含むキーワード23件サーモス 水筒 26,314回/象印 水筒 13,075回/スタバ 水筒 11,352回 など。スモールキーワードの4件は、すべてサーモスと1リットルの組み合わせ
商品の条件を表さないキーワード1件水筒 おすすめ 5,613回
商品の種類が異なるキーワード1件麦茶 ポット 5,613回

表のキーワードは、ECNOVA Searchの表示のまま、単語の間を空白で区切って書いています。この30件は、30件とも楽天市場の推計値でした。画面ではGoogleの検索データの行を見分けられないので、残したキーワードは楽天市場で検索して確認します。

スモールキーワードは、楽天サジェストで集めました。PCの検索窓が「水筒 1リットル」に対して表示したサジェストの1件目は、「水筒 1リットル 洗いやすい」でした。上位30件の外のキーワードの推定検索ボリュームは、軸のキーワードを「水筒 1リットル」に変えて調べ直すか、表示される件数が増える有料プランで確認します。

商品との関連と目安CPCで、登録するキーワードを決める

例の水筒で残すのは、「水筒」「水筒 1 リットル」「水筒 1リットル 洗いやすい」の3つと、写真でデザインを伝えられるときの「水筒 おしゃれ」です。 ブランド名を含む23件と「麦茶 ポット」は外します。

キーワード推定検索ボリューム(1か月)商品の仕様との関連扱い
水筒30,370回種類が合う目安範囲の下限が限界CPC以内なら試す
水筒 1 リットル8,583回容量が合う試すキーワードとして登録する
水筒 1リットル 洗いやすい上位30件に入らない容量と広口が合う試すキーワードとして登録する
水筒 おしゃれ9,869回デザインの好みは人によって異なる商品ページの写真でデザインを伝えられるなら試す
水筒 子ども4,877回子ども向けの仕様ではない外す
水筒 おすすめ5,613回商品の条件を表さない外す
ブランド名や店名を含む23件4,238〜26,314回自社のブランドではない外す
麦茶 ポット5,613回種類が異なる外す

残したキーワードは、RMSの「キーワードを登録する」画面で目安CPCと目安範囲を確認します。目安範囲の下限が限界CPCを超えたキーワードは、手順④のとおり外します。目安CPCの金額は、商品と時期で変わるので、自店舗の商品の画面で確認します。

配信実績のない商品なので、残したキーワードはすべて試すキーワードとして登録します。配信を始めたら、売上が出たキーワードを実績のあるキーワードに移します。

夏の前に入れ替えるキーワードを Googleトレンドで決める

夏に需要が伸びると見込む水筒は、Googleトレンドで検索が増え始める月を確認し、その月の前に試すキーワードを入れ替えます。 Googleトレンドで地域を日本、期間を過去5年間にして、「水筒」と「水筒 1リットル」を並べます。

毎年同じ月に検索が増えていれば、その月を入れ替えの目安にします。Googleトレンドの値はGoogleでの検索の変化で、楽天市場の検索回数ではありません。入れ替える前に、楽天サジェストと推定検索ボリュームも調べ直します。

【検証】RPP広告のキーワード選定で、ビッグ・ミドル・スモールの検索結果に出る広告を比べた

2026年10月20日にPC向けの楽天市場の検索結果をログインせずに2回取得すると、「水筒」の8キーワードすべてで1ページ目の[PR]の商品は5件でした。 検索結果の総件数は約78倍の差があっても、[PR]の件数は変わりませんでした。この条件では、スモールキーワードでも[PR]の枠は埋まっていました。当社は、競合が少なそうという理由ではなく、商品との関連と採算で選ぶことをおすすめしています。

  • 取得の条件と、キーワードの選び方
  • 8キーワードの総件数と[PR]の件数・店舗数
  • 比べていない条件

取得の条件と、キーワードの選び方

取得したのは、2026年10月20日のPC向けの楽天市場の検索結果の1ページ目です。 ログインしない状態(クッキーなし)で、PCのブラウザとして検索結果を取得しました。並べ替えは指定していません。

  • 取得した時刻:1回目は13時26分51秒〜13時27分16秒、2回目は14時27分00秒〜14時27分25秒
  • 取得の方法:PCのブラウザと同じ情報(ユーザーエージェント)を付けて検索結果のページを取得し、ページのHTMLで数えた
  • [PR]の数え方:商品名の先頭に「[PR]」が付いた商品。HTMLの商品の枠に付いた広告の印(RPP広告の種別)と、すべて一致した
  • 店舗の数え方:[PR]の5件の商品を出稿している店舗の数(同じ店舗の2商品は1店舗)

キーワードは、ビッグ2・ミドル3・スモール3の8つです。ミドルは、ECNOVA Searchの「水筒」の上位30件から、ブランド名を含まず、条件が商品の仕様や使う人を表す3つを選びました。スモールは、ミドルの3つそれぞれの楽天サジェストで、表示順で最初の「条件をもう1つ足したキーワード」です。ブランド名・キャラクター名・付属品と、同じ意味の言い換えは除きました。

8キーワードの総件数と[PR]の件数・店舗数

2026年10月20日のPC・ログインなしの検索結果では、「水筒」の8キーワードの総件数が9,647件から755,293件まで分かれました(1回目)。 1ページ目の[PR]の商品は、8キーワードとも2回とも5件でした。[PR]の商品を出稿していた店舗は、スモールキーワードでも3〜5店舗でした。

区分キーワード検索結果の総件数(1回目/2回目)1ページ目の[PR]の件数(1回目/2回目)[PR]の商品を出稿していた店舗の数(1回目/2回目)
ビッグ水筒755,293件/755,315件5件/5件4店舗/4店舗
ビッグマグボトル305,689件/305,617件5件/5件4店舗/4店舗
ミドル水筒 1リットル21,928件/21,926件5件/5件3店舗/3店舗
ミドル水筒 おしゃれ217,765件/217,773件5件/5件5店舗/5店舗
ミドル水筒 子ども124,510件/124,507件5件/5件4店舗/4店舗
スモール水筒 1リットル 洗いやすい9,647件/9,644件5件/5件5店舗/5店舗
スモール水筒 おしゃれ 女性40,655件/40,641件5件/5件5店舗/5店舗
スモール水筒 子供 ストロー38,126件/38,136件5件/5件3店舗/3店舗

ページのHTMLの並び順では、2回とも8キーワードすべてで、[PR]の5件が自然検索の商品より前(先頭から6番目まで)にありました。1回目の8キーワードの[PR]の40件は、23店舗の商品でした。2回目に[PR]の商品が入れ替わったのは「水筒」だけで、ほかの7キーワードは1回目と同じ5商品が同じ順に並んでいました。

総件数が少ないスモールキーワードでも、1ページ目の[PR]の枠は5件とも埋まっていました。総件数は検索に該当した商品の数で、[PR]の商品を出稿する店舗の数は表しません。当社が2026年10月16日にログインせずに10キーワードで取得した検索結果でも、PCの[PR]の枠は5件でした。

関連記事:楽天の検索順位の確認方法|PCとスマホの順位を実測で比較

比べていない条件

この検証は、PC向け・ログインなし・1ページ目・「水筒」の8キーワード・2026年10月20日の2回の結果です。 次の条件では比べていません。

  • ログインした状態、スマートフォンのブラウザと楽天市場アプリ
  • 2ページ目以降、並べ替えや絞り込みを指定した検索結果
  • 別の日・時間帯・地域・回線、水筒以外の商品
  • 画面での見え方(数えたのはHTMLの並び順。PCの検索結果は商品が格子状に並ぶ表示)
  • 広告に入札している店舗の数とキーワードCPC(検索結果からは見えない)

RPP広告のキーワード選定の4つの注意点

RPP広告のキーワード選定で注意するのは、関係の薄いキーワード、扱っていないブランド名、商品ページにないキーワード、採算の合わないビッグキーワードです。

  • 注意点①:商品と関係の薄いキーワードを選ばない
  • 注意点②:扱っていない他社の登録商標やブランド名を選ばない
  • 注意点③:商品ページにないキーワードは、商品名か商品説明文に足してから登録する
  • 注意点④:限界CPCを超える入札が要るビッグキーワードに予算を集約しない

注意点①:商品と関係の薄いキーワードを選ばない

推定検索ボリュームの大きさは、商品との関連の代わりになりません。 「おしゃれ」「かわいい」のように、商品の仕様だけでは合うかどうかが決まらない条件もあります。

当社は、仕様で決まらない条件のキーワードは、商品ページの写真や説明でその条件を示せる商品に限って、試すキーワードにすることをおすすめしています。

注意点②:扱っていない他社の登録商標やブランド名を選ばない

自店舗で扱っていない他社のブランド名や登録商標を含むキーワードは、推定検索ボリュームが大きくても選びません。 ECNOVA Search(当社)で2026年10月20日に登録なしで表示された「水筒」の上位30件では、23件がブランド名や店名を含むキーワードでした。

商品と関係のない第三者の登録商標や著名人の氏名などをキーワードに設定すると、「商標権・肖像権等の権利侵害となる可能性があります」。RMSの同じ画面の注記です。楽天は、第三者からの申立があった場合などに、規約に基づき「キーワードの削除を依頼する場合があります」。

注意点③:商品ページにないキーワードは、商品名か商品説明文に足してから登録する

登録するキーワードの条件が商品ページにないときは、商品の実態に合う条件に限り、商品名か商品説明文に足してから登録します。 広告から商品ページを開いた人が、検索した条件をページの中で確認できるようにするためです。

商品名の文字数に収まらない条件は、キャッチコピーか商品説明文に入力します。RMSの候補キーワードは商品名などの情報から表示されるので、商品ページに条件を足すと、候補キーワードの一覧も変わる可能性があります。

注意点④:限界CPCを超える入札が要るビッグキーワードに予算を集約しない

目安範囲の下限が限界CPCを超えるビッグキーワードに予算を集めると、注文1件あたりの広告費が粗利を上回ると考えられます。 ビッグキーワードは目安範囲の下限が限界CPCに収まるときだけ加え、予算は商品と合うミドル・スモールの試すキーワードにも分けます。

RPP広告のキーワード選定を見直すタイミング

RPP広告のキーワードは、週1回の実績の確認、楽天市場のイベントや季節の前、商品名を変えたときの3つのタイミングで選び直します。

  • 週1回:キーワード別の実績で、残すキーワードと外すキーワードを決める
  • イベント・季節の前:需要が伸びるキーワードと入れ替える
  • 商品名を変えたとき:登録しているキーワードとずれていないか確認する

週1回:キーワード別の実績で、残すキーワードと外すキーワードを決める

週に1回、パフォーマンスレポートのキーワード別の実績を見て、売上が出たキーワードを残し、売上が出ないまま枠を使っているキーワードを外します。 外したキーワードの枠には、手順④で残した候補のうち、商品の条件と合うミドル・スモールキーワードから次に登録します。

候補の一覧を手元に残しておくと、外したあとに次の候補を探し直さずに済みます。

イベント・季節の前:需要が伸びるキーワードと入れ替える

楽天市場のイベントや季節の前には、楽天サジェストと推定検索ボリュームを調べ直し、需要が伸びるキーワードを試すキーワードに入れ替えます。 ECNOVA Searchのデータは毎日自動で更新されます。

イベントや季節が終わったら、入れ替えたキーワードを外し、元の候補に戻します。

商品名を変えたとき:登録しているキーワードとずれていないか確認する

商品名を変えたときは、登録しているキーワードの条件が、新しい商品名や商品説明文にも残っているかを確認します。 商品名から条件を消したのに、その条件のキーワードを登録したままにしないためです。

RMSの候補キーワードも商品名などの情報から表示されるため、当社は、商品名を変えた週に候補キーワードの一覧も見直すことをおすすめしています。

RPP広告のキーワード選定に関するよくある質問

Q1:RPP広告のキーワードは、20個の枠を全部埋めたほうがいいですか?

全部を埋める必要はありません。 当社は、手順④までで残ったキーワードだけを登録し、残った枠は空けておくことをおすすめしています。

枠の数は、RMSの画面でキーワードが未登録の商品に「残り 20 個」と表示されることから、1商品20個と読めます。

Q2:スモールキーワードなら、[PR]の商品を出稿する店舗は少ないですか?

少ないとは限りません。 2026年10月20日のPC・ログインなしの検索結果では、「水筒」のスモールキーワード3つでも、[PR]の5件に3〜5店舗の商品が並びました。

スモールキーワードでも、目安範囲の下限が限界CPCを超えるなら外します。

Q3:自然検索で上位に表示されているキーワードにも、RPP広告を出稿しますか?

当社は、自然検索で上位に表示されているキーワードでも、目安範囲の下限が限界CPC以内なら、RPP広告を出稿するかを試して決めることをおすすめしています。 2026年10月20日にPC・ログインなしで取得した「水筒」の8キーワードでは、HTMLの並び順で[PR]の5件が自然検索の商品より前にありました。

同じ条件の1回目では、[PR]の5件のうち2〜5件の商品が、同じページの自然検索にも並んでいました。出稿する週と止める週の注文数を比べると、続けるかを判断できます。

Q4:商品名にないキーワードでも、RPP広告は表示されますか?

表示されることがあります。 2026年10月20日にPC・ログインなしで「水筒 おしゃれ 女性」を検索しました。[PR]の5件のうち2件は、商品名に「女性」も「レディース」もありませんでした。

その商品が、登録したキーワードで表示されたのか、楽天市場の選定で表示されたのかは、検索結果からはわかりません。当社は、登録するキーワードの条件は、商品の実態に合う範囲で商品ページにも掲載することをおすすめしています。

RPP広告のキーワード選定のまとめ

RPP広告のキーワード選定について、要点は次のとおりです。

  • 定義:RPP広告のキーワード選定とは、RPP広告で商品ごとに入札するキーワードを、楽天市場の検索の需要・商品との関連・採算で選んで決める作業。RMSの画面では、未登録の商品の枠が「残り 20 個」、キーワードCPCは40円以上
  • 3種類:候補は、商品の種類に足した条件(仕様・用途・使う人・ブランド名)の数で、ビッグ・ミドル・スモールに分ける
  • 7つのデータ:7つのうち、楽天市場の検索回数の推計値はECNOVA Search(当社)の推定検索ボリューム。計測できる水準にないキーワードはGoogleの値になる。検索需要レベルは同じ商品の候補どうしの比較
  • 選び方の基準:見込む転換率でキーワードごとの限界CPCを求め、目安範囲の下限が収まるキーワードを選ぶ。実績のあるキーワードは、注文があり、転換率が商品全体を下回らないもの
  • 5つの手順と具体例:軸のキーワードから候補を集め、需要と商品との関連、目安CPCと限界CPCで絞る。残ったキーワードは、実績のあるキーワードと試すキーワードに分けて登録する。ECNOVA Search(当社)で2026年10月20日に登録なしで表示された「水筒」の上位30件のうち、23件はブランド名や店名を含んでいた
  • 検証:2026年10月20日にPC・ログインなしで「水筒」の8キーワードを2回検索した。総件数は約78倍異なっても、1ページ目の[PR]はどれも5件で、3〜5店舗の商品が並んだ。競合の少なさではなく、関連と採算で選ぶ
  • 注意点と見直し:関係の薄いキーワード・扱っていないブランド名・採算の合わないビッグキーワードを選ばない。商品ページにない条件は、商品名か商品説明文に足してから登録する。週1回、イベントや季節の前、商品名を変えたときに選び直す

ECNOVA Search(当社)では、上位30件の推定検索ボリュームを登録なしで確認できます。回数は、サジェストキーワード調査と合わせて1日5回までです。「RPP広告キーワード検索ニーズ調査」は有料プランの機能で、有料プランは、店舗の初回だけ14日間無料で試せます。

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