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楽天のジャンルのSEO|絞り込みと検索順位との関係を検証

楽天のジャンルのSEOとは、商品を楽天市場のジャンルのうち最も合う末端のジャンルに登録し、ジャンルで絞り込んだ検索でも商品が見つかる状態にすることです。 店長や運営担当者は、新商品を登録するときに、近いジャンルが2つ以上あると、どちらに登録するかを決めます。当社は、検索で有利に見えるジャンルを探すより、商品の分類に最も合うジャンルを選ぶことをおすすめしています。
当社は2026年10月18日に、同じキーワードの商品が2つのジャンルに分かれていた2店舗で、ショップ内の検索結果をジャンルで絞り込みました。ログインなしのPC向けの検索結果(34商品・65商品)で、照合できた範囲で表示されたのは、そのジャンルと下の階層に登録した商品だけでした。ジャンルが混ざった5,859回の上位30件(2026年8月20日〜10月16日)では、ジャンルによる差は約0.6位と小さく、最多のジャンルが下の回も44.6%でした。
この記事でわかること
- ジャンルで絞り込んだ楽天市場の検索結果に、どのジャンルの商品が表示されたか
- 検索結果の上位30件に並ぶジャンルの数と、ジャンルの違いによる平均順位の差
- 最も合うジャンルの選び方と、ガイドラインが禁止している登録、ECNOVA Searchの有料プランのSEO診断の「ジャンル適合」で見ていること
楽天のジャンルのSEOとは?|商品を最も合うジャンルに登録すること
楽天のジャンルのSEOとは、「商品を楽天市場のジャンルのうち最も合う末端のジャンルに登録し、ジャンルで絞り込んだ検索でも商品が見つかる状態にすること」です。 ジャンルは楽天市場が決めた商品の分類で、店舗は商品ごとにジャンルIDを登録します。
- ジャンルとジャンルID
- 店舗内カテゴリとの違い
ジャンルとジャンルID
楽天市場は、商品の分類を階層構造で表し、この階層を「ジャンル」と呼んでいます。 各ジャンルを表す6桁の数字がジャンルIDで、楽天市場へ出品するすべての商品で登録が必須です。
中間の階層のジャンルには商品を登録できず、登録できるのは階層の末端のジャンルIDだけです。末端のジャンルの例は、靴>メンズ靴>スニーカー(ジャンルID 206878)です。
楽天市場は、ジャンルの構造を定期的に見直し、ジャンルを利用した商品検索機能が向上し、店舗の商品露出機会の増加に寄与することを期待しています。
楽天市場は、検索順位の決定で、検索ワードと商品の関連性や、商品名、説明文、画像や属性情報等の適切さなどを主に考慮しています。楽天市場のヘルプが示す4つの要素の説明に、ジャンルの記載はありません。当社は、ジャンルを、ジャンルの絞り込みで商品を見つけてもらうための登録として扱っています。
店舗内カテゴリとの違い
ジャンルは楽天市場が決めた全体の分類で、店舗内カテゴリは店舗が作る、自店舗の中の分類です。 楽天市場はジャンルIDの改善要望を随時受け付けており、店舗はRMSから申請できます。
2つは、使われる場所も異なります。当社が2026年10月18日に2店舗で調べた範囲では、楽天市場の検索結果のジャンルの絞り込みに表示されたのは、そのジャンルに登録した商品でした。店舗内カテゴリは、店舗が名前と階層を決め、自店舗のカテゴリページに商品を並べるための分類です。
関連記事:【2026年最新】楽天市場のカテゴリ設定とは?設計のコツから設定方法まで解説!
楽天のジャンルは絞り込みに使われる?|ジャンルで絞り込んだ検索結果を調べた結果
2026年10月18日に当社が2店舗のショップ内の検索結果をジャンルで絞り込むと、表示されたのは、そのジャンルと下の階層のジャンルに登録した商品だけでした。 見たのは、ログインなしのPC向けの検索結果で、店舗ごとに1つのキーワードで検索しました。兄弟のジャンルは、同じ1つ上のジャンルの下にある別のジャンルです。同じキーワードの検索に表示された商品でも、兄弟のジャンルに登録した商品は、絞り込みに1件も表示されませんでした。

- ジャンルの絞り込みの調べ方
- ジャンルの絞り込みの結果
- ジャンルの絞り込みの結果から言えること・言えないこと
ジャンルの絞り込みの調べ方
当社は、ショップ内の検索に表示された商品を全部取得し、ジャンルで絞り込んだ結果と1件ずつ突き合わせました。 調査日は2026年10月18日で、対象はログインしていない状態のPC向けの検索結果です。当社は、次の5つの手順で調べました。
- 楽天市場の検索を1つの店舗に絞ってキーワードで検索し、表示された商品を全部取得する
- 検索結果のページに含まれる商品データから、各商品のジャンルの階層を取り出す
- 同じ検索に、ジャンルの絞り込みを1つずつ足し、表示された商品を記録する
- 絞り込みに表示された商品と、手順2でそのジャンルに入っていた商品を比べる
- 店舗Aの34商品は、商品ページも全部取得し、商品ページのデータにある登録ジャンルと手順2のジャンルを比べる
当社は、店舗Aを、2026年10月17日に取得した楽天市場全体の検索結果から選びました。条件は、同じキーワードの商品を2つ以上のジャンルに登録していたことです。店舗Aを選んだ理由は、ショップ内の検索結果が34商品で、1ページで全件を取得できたことです。34商品は、すべて「キッチン用品・食器・調理器具」の下のジャンルの商品でした。
当社は、別の大きなジャンルでも同じ結果になるかを見るため、店舗Bも選びました。店舗Bは、ECNOVA Searchの取得済みの検索結果で、同じキーワードの商品が2つのジャンルに分かれていた店舗です。ショップ内の検索結果は2ページの65商品で、当社は2ページとも取得しました。65商品のうち60商品は、「ダイエット・健康」の下のジャンルの商品でした。
ジャンルの絞り込みの結果
13の絞り込みのうち12では、表示された商品が、手順2でそのジャンルに入っていた商品と1件の過不足もなく同じでした。 残りの1つ(店舗Bの「プロテイン」)は、49件のうち1ページ目の45件まで照合し、45件ともプロテインの下のジャンルの商品でした。1つ上の階層のジャンルで絞り込むと、その下のジャンルの商品がまとめて表示されました。
| 店舗 | 絞り込んだジャンル | 階層 | 絞り込みに表示された商品 | ショップ内の検索でそのジャンルに入っていた商品 |
|---|---|---|---|---|
| 店舗A | グラス・タンブラー>タンブラー | 末端 | 21件 | 21件 |
| 店舗A | グラス・タンブラー>その他 | 末端(タンブラーの兄弟) | 3件 | 3件 |
| 店舗A | グラス・タンブラー>ビアグラス・ジョッキ | 末端(タンブラーの兄弟) | 0件 | 0件 |
| 店舗A | 食器・カトラリー・グラス>グラス・タンブラー | 1つ上 | 24件 | 24件 |
| 店舗A | キッチン用品・食器・調理器具>食器・カトラリー・グラス | 2つ上 | 25件 | 25件 |
| 店舗A | 水筒・コップ>大人用水筒・マグボトル | 末端 | 7件 | 7件 |
| 店舗A | 水筒・コップ>コップ | 末端(大人用水筒・マグボトルの兄弟) | 1件 | 1件 |
| 店舗A | 弁当箱・水筒>水筒・コップ | 1つ上 | 8件 | 8件 |
| 店舗A | 食品 | 別の大きなジャンル | 0件 | 0件 |
| 店舗B | プロテイン>ホエイプロテイン | 末端 | 47件 | 47件 |
| 店舗B | プロテイン>カゼインプロテイン | 末端(ホエイプロテインの兄弟) | 2件 | 2件 |
| 店舗B | プロテイン>ソイプロテイン | 末端(ホエイプロテインの兄弟) | 0件 | 0件 |
| 店舗B | サプリメント>プロテイン | 1つ上 | 49件(照合は1ページ目の45件) | 49件 |
店舗名・商品名・検索したキーワードは伏せています。プロテインの絞り込みの49件は、ホエイプロテイン47件とカゼインプロテイン2件の合計と同じ件数です。
店舗Aの34商品では、商品ページのデータにある登録ジャンルが、34商品とも検索結果のジャンルと同じでした。商品ページのデータには、商品ごとに登録ジャンルが1つ入っていました。
当社は同じ日に、店舗を絞らない楽天市場全体の検索でも、店舗Aと同じキーワードを調べました。「タンブラー」と「大人用水筒・マグボトル」で絞り込んだ1ページ目は、どちらも50件すべてがそのジャンルの商品でした。50件には、広告のリンクが付いた5件を含みます。絞り込む前の1ページ目の50件には、5つの末端のジャンルの商品が並んでいました。
ジャンルの絞り込みの結果から言えること・言えないこと
調べた2店舗では、ジャンルの絞り込みに表示されたのは、そのジャンルか下の階層のジャンルに登録した商品だけでした。 店舗Aでは、大人用水筒・マグボトルに登録した7商品は、同じキーワードの検索に表示されても、「タンブラー」の絞り込みには表示されませんでした。
当社は、2店舗の絞り込みの結果から、ユーザーが絞り込んだジャンルと別のジャンルに登録した商品は、その絞り込みの結果に表示されないと考えています。ジャンルの絞り込みを使うユーザーに商品を見つけてもらうには、ユーザーが選びそうな末端のジャンルに、商品が正しく登録されている必要があります。
この検証で見たのは、絞り込みの結果に商品が表示されたかどうかです。ジャンルを変えた前後で、絞り込みなしの検索の表示や順位が変わるかは比べていません。ジャンルの一覧から階層をたどって探す画面、スマートフォン、アプリも確認していません。
楽天のジャンルと検索順位|上位30件に並ぶジャンルを集計した結果
楽天商品検索APIの7,292回分(2026年8月20日〜10月16日)では、1回の上位30件に並ぶジャンルの数は中央値で4つでした。 中央値は、少ない順に並べたときの真ん中の値です。最も多いジャンル(最多ジャンル)の商品が30件に占める割合は、中央値で70%でした。最多ジャンルが1つに決まり、ほかのジャンルもあった5,859回で比べると、最多ジャンルの商品は平均約0.6位上で、下だった回も44.6%ありました。
- 上位30件の集計の条件
- 上位30件に並ぶジャンルの数
- 最多ジャンルの商品とそれ以外の商品の順位
- 上位30件の集計から言えること・言えないこと
上位30件の集計の条件
当社は、楽天商品検索APIの検索結果をECNOVA Searchが取得したデータのうち、上位30件を商品のジャンルIDで分けて数えました。 条件は次のとおりです。
- 取得した期間:2026年8月20日〜10月16日
- 対象:上位30件がそろった5,366キーワード・延べ7,292回分(218,760件)。1回は、1つのキーワードを1日に1回取得した検索結果です
- ジャンル:楽天商品検索APIが返す、取得した日の商品のジャンルID(末端のジャンル)。7,292回分に3,568のジャンルが含まれていました
- 最多ジャンル:その回の上位30件で、商品の数が最も多いジャンル。最も多いジャンルが2つ以上並んだ206回は、最多ジャンルの商品とそれ以外の商品の順位を比べる集計から外しました。最多ジャンルの割合(中央値70%など)は、206回を含む7,292回で数えています
順位は、楽天商品検索APIが返す並び順です。上位30件の外の商品は取得していません。
上位30件に並ぶジャンルの数
1回の上位30件に並ぶジャンルの数は、中央値で4つでした。 少ない順に並べたときの4分の1の位置は2つ、4分の3の位置は7つです。上位30件が1つのジャンルだけだった回は、16.8%でした。

| 上位30件に並ぶジャンルの数 | 回数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1つ | 1,227回 | 16.8% |
| 2〜3 | 1,930回 | 26.5% |
| 4〜6 | 2,225回 | 30.5% |
| 7〜10 | 1,283回 | 17.6% |
| 11以上 | 627回 | 8.6% |
7,292回(最多ジャンルが同数の206回を含む)で数えると、最多ジャンルの商品が30件に占める割合は、中央値で70%(30件のうち21件)でした。最多ジャンルが30件の半分以上を占めた回は73.6%です。
検索結果の商品数が多いキーワードほど、上位30件は1つのジャンルに集まっていました。表の「検索結果の商品数」は、楽天商品検索APIの応答にある、キーワードごとの検索結果の総数です。
| 検索結果の商品数 | 回数 | ジャンルの数(中央値) | 最多ジャンルの割合(中央値) | 1つのジャンルだけの回 |
|---|---|---|---|---|
| 300件以下 | 1,892回 | 5つ | 60% | 8.6% |
| 301〜3,000件 | 2,394回 | 4つ | 67% | 10.2% |
| 3,001〜30,000件 | 1,534回 | 4つ | 73% | 14.3% |
| 30,001件以上 | 1,472回 | 2つ | 93% | 40.8% |
最多ジャンルの商品とそれ以外の商品の順位
同じ回の中で比べると、最多ジャンルの商品は、それ以外のジャンルの商品より平均で約0.6位上でした。 比べたのは、最多ジャンルが1つに決まり、それ以外のジャンルの商品もあった5,859回です。約0.6位は、回ごとに2つのグループの平均順位の差を出し、5,859回の差を平均した値です。最多ジャンルの商品のほうが平均順位が上だった回は54.7%、下だった回は44.6%でした。
順位の帯ごとに見ても、最多ジャンルの商品の割合はほとんど変わりませんでした。1〜5位の70.9%から、26〜30位の67.5%までです。
| 順位の帯 | 最多ジャンルの商品の割合 |
|---|---|
| 1〜5位 | 70.9% |
| 6〜10位 | 70.5% |
| 11〜15位 | 70.5% |
| 16〜20位 | 70.2% |
| 21〜25位 | 69.0% |
| 26〜30位 | 67.5% |
表の値は、最多ジャンルが1つに決まった7,086回分の上位30件の集計です。各帯は35,430件です。1位の商品に限ると、70.3%が最多ジャンルの商品でした。
その回の上位30件に1件だけのジャンルの商品は、7,292回分で15,813件(全体の7.2%)ありました。15,813件をまとめた平均順位は16.6位で、ほかの202,947件の15.4位より約1.1位下でした。
上位30件の集計から言えること・言えないこと
上位30件の中のジャンルによる平均順位の差は、最多ジャンルとそれ以外で約0.6位、1件だけのジャンルとほかの商品で約1.1位でした。 同じ7,292回分の上位30件では、レビュー件数の帯ごとの平均順位が、0件の18.0位から1,000件以上の11.2位まで分かれていました。ジャンルによる差は、レビュー件数による差より小さい差です。
当社は、上位30件の集計から、上位30件に入った商品の中では、ジャンルで順位が大きく分かれることはないと考えています。最多ジャンル以外の商品や、1件だけのジャンルの商品も、上位30件に入っていました。一方で、上位30件には特定のジャンルの商品が集まり、最多ジャンルが30件の半分以上を占めた回は73.6%でした。
上位30件の集計は、上位30件の中だけを見ています。ジャンルの違いで上位30件に入らなかった商品があっても、その商品は上位30件の集計に含まれません。当社は、最多ジャンルの商品が多い理由を2つ考えています。ジャンルが順位に使われているか、そのキーワードで探される商品の多くが同じジャンルに登録されているかです。上位30件の集計では、2つを分けられません。当社は、ジャンルを変えた前後の順位も比べていません。
関連記事:楽天のレビューと検索順位|件数と評価の差を上位30件で検証
楽天のジャンルの選び方|最も合うジャンルを決める4つの手順
ジャンルは、楽天市場のジャンルの一覧を末端までたどり、商品の分類に最も合うものを選びます。 当社は、次の4つの手順で決めることをおすすめしています。
- ①ジャンルの一覧で、末端のジャンルまでたどる
- ②主力キーワードの検索結果を、自店舗のジャンルで絞り込む
- ③有料プランのSEO診断の「ジャンル適合」で確認する
- ④ジャンルを決めたら、そのジャンルの商品属性を入力する
①ジャンルの一覧で、末端のジャンルまでたどる
楽天市場のジャンル一覧で、商品が入る大きなジャンルから順に、末端のジャンルまでたどります。 商品を登録できるのは末端のジャンルだけです。
近いジャンルが2つあるときの手がかりは、ガイドラインの禁止の例にあります。醤油差しと塩コショウ入れのセットの最適なジャンルは、どちらか片方のジャンルではなく「調味料入れセット」です。浴室テレビの最適なジャンルは「TV・オーディオ・カメラ>テレビ」で、設置場所の浴室は商品属性で示します。
当社では、商品の種類でジャンルを選び、組み合わせや設置場所は商品属性と商品名で伝えることをおすすめしています。
②主力キーワードの検索結果を、自店舗のジャンルで絞り込む
自店舗の主力キーワードで楽天市場を検索し、広告を除く上位10商品を控えます。 次に、自店舗の商品のジャンルで絞り込み、控えた10商品のうち何商品が1ページ目に残るかを数えます。
当社は2026年10月18日に、店舗Aと同じキーワードを、店舗を絞らずに検索しました(ログインなし・PC)。広告を除く上位10商品は、「大人用水筒・マグボトル」の7商品と「タンブラー」の3商品に分かれていました。「大人用水筒・マグボトル」で絞り込むと7商品が、「タンブラー」で絞り込むと3商品が、1ページ目に残りました。
残る商品が少ないときは、①に戻り、自店舗の商品と上位の商品の種類を見比べます。楽天市場は、対象商品の分類とは異なるジャンルへの商品登録を禁止しています。当社は、上位の商品が多いジャンルに合わせるためだけにジャンルを変えると、この禁止に当たりうると考えています。
③有料プランのSEO診断の「ジャンル適合」で確認する
ECNOVA Searchの有料プランのSEO診断は、「ジャンル適合」の項目で、登録しているジャンルが検索で競合する商品と合っているかを見ます。 SEO診断は、この項目の「現状設定」の列に、「登録ジャンル:〇〇(上位商品の最多ジャンル:〇〇)」の形で2つのジャンル名を表示します。上位商品と別系統のジャンルに登録した商品では、SEO診断はその下に「⚠ 上位商品と別系統のジャンルに登録されています」も表示します。
「⚠」の表示が出た商品も、①の手順で商品の分類を確認してから、ジャンルを変えるかを決めます。
④ジャンルを決めたら、そのジャンルの商品属性を入力する
ジャンルを決めたら、そのジャンルで決まっている商品属性を入力します。 楽天市場がジャンルIDを補正した商品では、新たなジャンルに切り替わり、SKU商品の「商品属性」の必須項目が変更になる場合があります。当社では、店舗がジャンルを登録し直したときも、その日のうちに、新しいジャンルで必須になる商品属性を確認することをおすすめしています。
当社は、2026年10月17日に2店舗の電気ケトルでも絞り込みを調べました。ログインなしのPC向けの検索結果で、属性「ブランド名」が未入力の商品は、ブランドの絞り込みに表示されませんでした。
関連記事:楽天の商品属性のSEO|検索と絞り込みでの使われ方を検証
楽天のジャンルの注意点|ガイドラインで禁止されている登録と補正
楽天市場は、商品の分類と異なるジャンルへの登録と、最適なジャンル以外への登録を禁止しています。 楽天市場は、不適切な登録を確認するとジャンルIDを補正します。補正のあとは、店舗はそのジャンルを変更できません。
- 商品の分類と異なるジャンルに登録する
- 最適なジャンル以外に登録する
- 楽天市場によるジャンルIDの補正
商品の分類と異なるジャンルに登録する
楽天市場は、対象商品の分類とは異なるジャンルへの商品登録を禁止しています。 携帯電話本体のジャンルにアクセサリや付属品を登録することは、禁止の例の1つです。スニーカーのジャンルにサンダルやバスケットシューズを登録することも、禁止の例に含まれます。
楽天市場の検索順位は、規約・ガイドラインに違反があると低下する可能性があります。ジャンルID登録に関するガイドラインは、楽天市場の「店舗運営に関するガイドライン」の1つです。
最適なジャンル以外に登録する
楽天市場は、最適なジャンル以外への商品登録も禁止しています。 サングラスを「メンズファッション>その他」に登録することは、禁止の例の1つです。サングラスの最適なジャンルは「バッグ・小物・ブランド雑貨>眼鏡・サングラス>サングラス」です。
ジャンルIDの登録ルールの4つの項目に、「その他」のジャンルを名指しした禁止はありません。ただし、「その他」ジャンルに登録している商品には、他ジャンルへのジャンル補正が必要なケースが多い傾向があります。
楽天市場によるジャンルIDの補正
楽天市場は、楽天の基準に反する不適切なジャンルIDの登録を確認すると、全店舗・全商品を対象に補正します。 楽天がジャンルIDを補正したあとは、店舗は同じ項目を変更できません。
楽天市場は、ジャンルの構造の見直しで統廃合するジャンルを、RMS「店舗様向け情報」等で店舗に通知します。あわせて、楽天市場は店舗に、必要に応じて適切なジャンルIDへの登録・修正を求めています。
楽天SEOで避ける登録には、ジャンルの誤りのほか、商品名やキャッチコピーへの、商品と直接関係ないキーワードの詰め込みもあります。
関連記事:楽天SEOとは?順位を決める要素と対策の順番|検索データで検証
楽天のジャンルのSEOに関するよくある質問
Q1:ジャンルを変えると、楽天の検索順位は上がりますか?
ジャンルを変えた前後の検索順位を、当社は比べていません。 当社は、ECNOVA Searchの取得データ(2026年8月20日〜10月16日・楽天商品検索API)の上位30件を集計しました。最多ジャンルが1つに決まり、ほかのジャンルもあった5,859回で比べると、最多ジャンルの商品は平均約0.6位上でした。1位未満の小さな差で、最多ジャンルの商品が下だった回も44.6%ありました。
楽天市場の表示順位は、1つの数値が良くなっても、必ず上がるわけではありません。当社は、ジャンルを、順位を上げるために変える項目ではなく、絞り込みで商品を見つけてもらうために正しく登録する項目と考えています。
Q2:ジャンルを間違えて登録すると、楽天の検索でどうなりますか?
当社が2026年10月18日に2店舗で調べた範囲では、別のジャンルに登録した商品は、正しいジャンルで絞り込んだ検索結果に表示されませんでした。 条件は、ログインなしのPC向けの、ショップ内の検索結果です。楽天市場が不適切な登録を確認すると、ジャンルIDを補正することもあります。
絞り込みなしの検索での表示や順位が、ジャンルを間違えたときに変わるかは、当社は調べていません。
Q3:「その他」ジャンルに登録した商品は、楽天の検索に表示されませんか?
2026年10月18日に当社が調べた店舗Aでは、「その他」ジャンルの3商品も、ショップ内のキーワード検索に表示されました。 1つ上の階層のジャンルの絞り込みにも表示されました。条件は、ログインなしのPC向けの検索結果です。表示されなかったのは、「タンブラー」など、ほかのジャンルで絞り込んだときです。
店舗を絞らない楽天市場全体の検索で、「その他」の商品が表示されるか、何位に表示されるかは、当社は調べていません。当社では、「その他」ジャンルは、同じ階層に商品の分類に合う末端のジャンルがないときの候補にすることをおすすめしています。
楽天のジャンルのSEOのまとめ
楽天のジャンルのSEOについて、要点は次のとおりです。
- ジャンルとは:楽天市場が商品を階層で分類したもの。全商品にジャンルIDの登録が必須で、登録できるのは末端のジャンルだけ。店舗内カテゴリは、店舗が作る店舗の中の分類
- 絞り込みで調べた結果:2026年10月18日、ログインなしのPC向けの検索結果。同じキーワードの商品が2つのジャンルに分かれていた2店舗の、1つのキーワードのショップ内の検索結果(34商品・65商品)を使った。ジャンルの絞り込みに表示されたのは、そのジャンルと下の階層のジャンルに登録した商品だけ(プロテインの絞り込みは45件まで照合)。兄弟のジャンルに登録した商品は表示されなかった
- 上位30件の集計:ECNOVA Searchの取得データ(2026年8月20日〜10月16日・楽天商品検索API)の7,292回分。ジャンルの数は中央値4つ、最多ジャンルの割合は中央値70%。最多ジャンルが1つに決まり、ほかのジャンルもあった5,859回で、最多ジャンルの商品は平均約0.6位上、下だった回も44.6%。上位30件の外とジャンルを変えた前後は見ていない
- 選び方:ジャンルの一覧を末端までたどり、商品の種類で選ぶ。主力キーワードの上位10商品が、自店舗のジャンルの絞り込みで何商品残るかを数える。ジャンルを決めたら商品属性を入力する
- 注意点:分類と異なるジャンルと、最適なジャンル以外への登録は禁止。「その他」ジャンルは補正が必要なケースが多い傾向。楽天市場が補正すると、店舗はそのジャンルを変更できない
有料プランのSEO診断(ECNOVA Search)は、登録ジャンルと上位商品の最多ジャンルを、商品ごとに「ジャンル適合」の項目へ表示します。有料プランは、店舗の初回だけ14日間無料で試せます。
関連サービス
ECNOVA Search の機能
ダッシュボード・アラート検知・SEO診断・キーワード調査・トラッキング。楽天市場の検索対策で毎日行う作業を、5つの機能でサポートします。
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